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東洋医学 Archive

がんの痛み軽減に鍼灸治療が有効、米研究

アメリカでは鍼灸が数年前からブームになっています。日本では腰痛、膝痛、肩こりの治療がほとんどですが、アメリカでは、がん、パーキンソン病、脳梗塞の後遺症など難病と言われる疾患にも鍼灸が取り入れられており、下記の臨床研究にもあるようにその効果が見直されています。今回の記事で鍼灸の可能性を多くの人達に知ってもらうキッカケになればいいなぁと思います。

2008年06月02日 20:16 発信地:シカゴ/米国


【6月2日 AFP】中国伝統医学の鍼灸治療が頭部や頸部のがん手術後の痛みを大幅に軽減させるとした臨床研究結果が5月31日、米国臨床腫瘍学会(American Society for Clinical Oncology)で発表された。口、鼻、喉、鼻腔、咽喉などのがん手術後にみられる肩部の動きの低下の改善についても、鍼灸治療は有効だったという。

この臨床研究はニューヨーク(New York)のスローン・ケタリング記念癌センター(Memorial Sloan-Kettering Cancer Center、MSKCC)が行ったもの。

手術あるいは放射線治療から3か月以上を経過したがん患者70人のうち、半数に鍼灸治療を行い、残りの半数には化学療法に加え抗炎症薬を投与する通常の治療を行った。

その結果、4週間で4回の鍼灸治療を受けた患者グループの39%で痛みが軽減し肩部の動きも改善した。一方、通常治療を行ったグループでこうした改善がみられたのは7%に過ぎなかったという。

MSKCCのバリー・キャサレス(Barrie Cassileth)所長は「鍼灸治療が全ての人に有効だとは言わないが、多くの人にとって大きな救いになるはずだ」と期待感を示した。(c)AFP

姫路市 あったか堂鍼灸院 http://attakadou.com/ 院長 白井 正和

がん 補完医療広がる ~はり・きゅうで副作用緩和~

朝日新聞に下記の記事が載っていました。西洋医学では 『がん』 そのものしか見ていないのです。『がんは小さくなったけど体が弱ってしまった』という患者さんも少なくありません。一番大事な患者さんの QOL(Quality of Life;生活の質)が二の次になっています。人が充実感や満足感を持って日常生活を送ることができなければ意味がないのです。はり・きゅうによって少しでも薬の副作用が軽減できればと思います。

日本のがん患者の2人に1人は、伝統的なはり・きゅう治療や健康食品などを取り入れる補完代替医療(CAM=Complementary and Alternative Medicine)を利用していると言われる。だが、健康食品について、科学的な根拠はまだなく、効果や安全性を腱鞘しようという動きがある。相談にのる外来窓口を開設する病院も出てきた。国立がんセンター中央病院では20年前から入院・外来患者を対象に、はり・きゅう治療をしている。

同病院の一室。もぐさの香りが漂うなか、鍼灸師の鈴木春子さんが、女性患者の腕や腹に、すっすっと、はりをなでるようにうつ。治療を受けているのは、乳がん治療のため。同病院に通院している女性だ。『以前は薬の副作用で、肩から指先までしびれや痛みがあった。でも、はり治療を受けて、痛みは半分以下になりました』。がん専門病院で、このような治療を取り入れているところはほとんどない。同病院でも開始当初は、医師らの理解を得るのが難しかった。99年に緩和医療支援チームができてからは、同チーム内に位置づけられ、主治医との連携もスムーズになったという。

鈴木さんは『医師も効果を認めてくれるようになったのか、相談を受けることが多くなりました』。副作用による吐き気や、寝たきりの人の筋肉の痛みの緩和などにも対応できるという。同チーム管理者の下山直人手術部長は『痛みに対しては、モルヒネなどと併用すると効果が高い。抗がん剤によるしびれの副作用に対しては、西洋医学は今のところほとんど無力。患者さんの苦痛を和らげるのに、薬と併用するはちの役割は大きい』と話す。

はりの有効性については海外でも様々な検証がされている。米国のがん専門病院や医師らが加わる『国際統合がん学会』(SIO)は昨年、『がんの統合医療に関するガイドライン』=表=を発表した。統合医療とは、補完代替医療と現代西洋医療を組み合わせること、ガイドラインで、はりは痛みのコントロール、放射線治療による口の渇き、吐き気に対する補完医療として推奨されている。下山さんらも国内でのデータを集めるため、早ければ5月から、はりの効果について臨床研究を開始する予定だ。 【3月30日 朝日新聞】

姫路市 あったか堂鍼灸院 http://attakadou.com/ 院長 白井正和

モグサの捻り方

『お灸が良いのは判っているけど、捻るのが難しくて・・・』 
患者さんからよく聞く言葉です。でも下記のようにやると意外と簡単にモグサを捻ることができますよ。是非お試しあれ!

?コースターを用意します


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?コルク面に適量のモグサを置きます


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?コルク面同士を軽く擦り合わせます


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?あら不思議!ミミズのように細長く


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?モグサが調度良い塩梅に!
(治療に使うモグサの大きさは『米粒の半分』くらいです)

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?このできた 『ミミズモグサ』 をちぎってツボに付けるだけ!付きにくい時は、接着剤代わりにツバを少し付ければOK!







姫路市 あったか堂鍼灸院 http://attakadou.com/ 院長 白井 正和

二日灸

せんねん灸が登場してから、家庭でも気軽にお灸をする方が増えています。患者さんの中には、モグサを捻って線香で火をつける昔ながらのお灸をしている方もいらっしゃいますし、その指導もしています。

昔は旧暦の2月2日と8月2日に決まってお灸をする習わしがありました。これを『二日灸』といいます。俳句の季語にもなっていることから、一般の人達にも広く知られた風習だったようです。二日灸はもともと節句の一種だったという説と、中国の 『天灸』 から来ているという説があります。『天灸』 は、8月1日もしくは14日の行事で、子供の額に 『+』 や 『×』 などの印を書いて、無病息災のまじないをしたと言われています。いずれにしてもこの日に灸をすえると効果が高いと信じられていました。また、貝原益軒の 『養生訓』 には、『脾胃(胃腸)が弱く、食が滞りやすい人は、毎年2月と8月に灸をするとよい』 と書かれています。

ちなみに、今年の旧暦の2月2日は、3月9日。旧暦の8月2日は、9月1日です。

姫路市 あったか堂鍼灸院 http://attakadou.com/ 院長 白井 正和

腰痛には 『はり治療』 が効果的

ドイツ研究チーム、腰痛には 『はり治療』 が効果的

【9月25日 AFP】 腰痛には従来の治療法よりも 『はり治療』 が効果的だとするドイツの研究チームによる論文が24日、医学誌 『Archives of Internal Medicine』 に発表された
研究を主導したドイツのレーゲンスブルク大学(University of Regensburg)のミヒャエル・ハーケ(Michael Haake)博士率いるチームは、8年にわたり腰痛症状を抱える患者1162人(平均年齢50歳)を対象に臨床試験を行った。

まず、対象患者を無作為に3グループにわけ、第1グループには、はりを皮下5-40ミリの深さまで刺す 『中国式はり治療』 を30分間、2週間おきに合計10回施術した

第2グループには、皮下1-3ミリにとどめる 『疑似はり治療』 を行った

残る第3グループには、薬物投与、理学療法、リハビリ運動などの 『従来治療法』 を施した

半年後、腰痛症状の改善がみられたと回答した患者は、『中国式はり治療』 を受けたグループで47.6%『疑似はり治療』 のグループで44.2%だった。一方、『従来治療法』 のグループでは27.4%にとどまった。

また、施術後の効果の持続性についても、『はり治療』 が 『従来治療法』 に勝った

これらのことから、痛みの発現、中枢神経系を介した痛みシグナルの伝達・制御に 『はり治療』が有効であること、さらに、『はり治療』 の作用機序(薬物が人体に作用するメカニズム)のほうが 『従来治療法』 の作用機序よりも優れていることが明らかだという。

ハーケ博士は論文のなかで、『腰痛は生涯に70-85%の人々が経験する一般的な疾病ながら、痛みが長期におよぶことから、職場での欠勤や身体障害の主要因になっている』 と指摘。『慢性腰痛の有効な治療法の1つ』 として、『副作用や禁忌の心配もない』 はり治療を推奨している

Archives of Internal Medicineは、米医学誌『Journal of the American Medical Association(JAMA)』の姉妹誌。(c)AFP


はり灸の有効性を示す論文が発表されるのは有難いことです。

以前勤めていた会社でも、慢性腰痛(ヘルニアと診断)で何度も手術をし、その度に欠勤されていた方がいました。手術でヘルニアは無くなったはずなのに、まだ痛い! これっておかしくないですか? ⇒ そうなんです、ヘルニアと痛みは関係ないんです!

手術をするかしないか迷っている方、歳だからと諦めている方、ヘルニアだから痛くて当たり前と思っている方、一度はり灸を試してみませんか? 問診では痛みのメカニズムや自宅での養生法なども、判りやすく説明しています。

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